電柱を建てたり、抜いたり
電気を支える工事
電気を支えているもののひとつに電柱は欠かせません。その電柱は一定の間隔であらゆる場所に建っています。わたしたちは電柱を運ぶ、建てる、抜くという作業をします。電柱にもサイズがあり、長さや太さが違うことから作業場所によって作業方法が違います。
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電柱の多くはコンクリートで作られ非常に重たいため、大型トラックにて電柱を運ばなければなりません。作業前までに電柱が保管されているところから各現場へ運ぶことから始めます。
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作業には3~5名必要です。リーダー(班長)は作業前、作業員の安全確保や公衆安全のため、作業指示をします。安全かつ効率よく作業を進めるためには必要な準備です。
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ここからが作業開始です。電柱を建てるためには穴を掘らなければなりません。穴を掘ると石や岩、岩盤などが出てくることもあるため、機械や人力で掘っていきます。
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穴を掘り終えると電柱を建てます。クレーンで電柱を吊り、誘導のもと掘った穴へと入れていきます。指示された通りに建て、リーダーの確認が取れれば完了です。
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建てられた電柱を支えるため、土や砕石で埋め戻していきます。電柱が自立できれば完了です。
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作業途中で道路などに土汚れが出てしまいます。水やブラシを使い、来た時よりも美しくしていきます。
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使用した機材や工具などを片付け、忘れ物チェックをし、作業員の健康状態を確認してから、次の現場へと移動します。